パーマリンク設定、ページのURL を表示
WordPress(ワードプレス)のパーマリンク設定を変更する方法を紹介します。パーマリンク設定は、記事を公開する前にやっておきたい設定の1つです。なぜなら、パーマリンクとはページごとのURLのことであり、記事を公開後にパーマリンクを変更するとさまざまな問題が生じるからです。
WordPressのパーマリンク設定は、記事を公開する前にやっておきたい設定の1つです。ただ結論から言うと、WordPressのパーマリンク設定は初期設定のまま変更しなくても特に問題はありません。その理由もあわせて、パーマリンク設定について説明をしていきます。
以下の解説は、つぎの条件下で作成しています。ご利用環境によって、本文の内容と実際の画面が異なる場合があります。
- WordPress バージョン:5.2.2
そもそも、「パーマリンク」とは何でしょうか。
パーマリンクとは
WordPressのパーマリンクとは、WordPressによって生成されるページごとのURLです。 パーマリンク(permalink)は、「永久的な」という意味のパーマネント(permanent)とリンク(link)を組み合わせた言葉です。
例えば、この記事のパーマリンクは下記URLです。 https://wp-exp.com/blog/permalink-settei/
WordPressのパーマリンク設定では、どのようなルールでページごとのURLを表示させるのかを設定することができます。ルールを設定できるのは、以下のページです。
- WordPressの投稿機能で作成したページ
- WordPressの固定ページ機能で作成したページ(※制限あり。詳細は後述)
- WordPressによって自動生成されるカテゴリーアーカイブページ
- WordPressによって自動生成されるタグアーカイブページ
「アーカイブページ」とは、同じカテゴリー(またはタグ)の付いた投稿の一覧ページです。
特に「投稿」のパーマリンクは、さまざまな表示形式の中から選んで設定変更することができます。くわしいことは、この記事内の『パーマリンク設定「共通設定」』で説明します。
パーマリンクを記事公開前に変更する理由
パーマリンクの意味がわかれば、「頻繁に変更すべきものではない」ことはおおよそ見当がつくのではないでしょうか。特に、記事を公開する前にパーマリンクを変更すべき理由は、次の4つだと考えます。
- 外部サイトからのリンクが無効になる
- 検索エンジンの評価が下がる可能性がある
- SNSのシェア回数がリセットされる
- リダイレクトの設定に手間がかかる
外部サイトからのリンクが無効になる 外部サイトからリンクを貼ってもらっても、パーマリンク設定を変更するとそのリンクは無効となってしまいます。 検索エンジンの評価が下がる可能性がある 検索結果で上位表示されている記事があっても、パーマリンク設定を変更すると検索エンジンからは“別の記事”だと認識され、評価が下がってしまう可能性があります。 SNSのシェア回数がリセットされる SNSでたくさんシェアされている記事があっても、パーマリンク設定を変更するとシェア回数はリセットされてしまいます。 リダイレクトの設定に手間がかかる パーマリンク設定を変更後に「リダイレクト設定」をすることで、元のURLから新しいURLへ誘導することができます。しかし、設定には手間と時間がかかりますし、誤った方法でリダイレクト設定をしてしまうと検索エンジンからの評価を下げる可能性もあります。
以上の理由から、パーマリンク設定を変更するなら早めに済ませておきましょう。
投稿者プロフィール

- WebAxel代表
- ウエブアクセルの現役Webデザイナーです。2010年からビジネスサイト制作教室を主宰してきました。ワードプレス2.3ぐらいから長く携わった豊かな経験を生かしています。
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