ジュラシック・ワールド『新たなる支配者』ネタバレあらすじと登場人物を紹介します。
- これまでのシリーズ作品
- 『新たなる支配者』あらすじ
- イントロ
- 伏線1・・・クレタとオーウェンがメイジーとベータを取り戻すためイタリアへ
- 伏線2・・・エリーが巨大イナゴの発生原因究明のためイタリアへ
- 起1・・・クレタとオーウェンとメイジー(アメリカの恐竜保護地区)
- 起2・・・エリーとアランとマルコム(イタリアのバイオシン社の恐竜保護区)
- 承1・・・クレアとオーウェン、マルタ島の恐竜闇市でケイラと会う
- 承2・・・ソヨナがリモコンでラプトルの檻を開け攻撃を開始。
- 転1・・・アラン、エリーがメイジーとバイオシン社で合流
- 転2・・・クレアとオーウェンがケイラの輸送機でバイオシン社へ
- 転3・・・クレア、オーウェン、ケイラが、アラン、エリー、メイジーと合流
- 結1・・・ベータを救出しながらイナゴや恐竜と戦う
- 結2・・・空域制御システムを起動させ、バイオシン社からヘリで脱出
- 『新たなる支配者』登場人物
- オーウェン(クリス・プラット)
- クレア(ブライス・ダラス・ハワード)
- エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)
- イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)
- アラン・グラント博士(サム・ニール)
- ケイラ 貨物パイロット(ディワンダ・ワイズ)
- ラムジー バイオシン社の高学歴社員(マムドゥ・アチー)
- ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)
- バリー マルタでの当局捜査員(オマール・シー)
- メイジー・ロックウッド 遺伝子クローン(イザベラ・サーモン)
- ルイス・ドジスン バイオシン社CEO(キャンベル・スコット)
- ソヨナ・サントス 恐竜兵器ラプトルを操作(ディーチェン・ラックマン)
- フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス)
- ブルーとベータ
これまでのシリーズ作品
ジュラシック・パーク(1993)2時間6分 ★★★★★
スティーブン・スピルバーグ監督がマイケル・クライトンの同名小説を実写映画化したSFパニックアクション。現代によみがえった恐竜と人間たちの戦いを、当時最先端のリアルなCG映像で描き、世界的ヒットを記録した。生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドがコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された恐竜たちが生息する究極のテーマパークだった。グラントたちは同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれた恐竜たちが彼らに襲いかかる。
ジュラシック・パーク『ロスト・ワールド』(1997)2時間8分 ★★★
現代によみがえった恐竜たちの姿を描いたスティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。ジュラシック・パークでの悲劇から4年。イアン・マルコム博士はインジェン社の会長ハモンドに呼び出され、ジュラシック・パークに恐竜を供給するための遺伝子工場「サイトB」がイスラ・ソルナ島にあることを知らされる。閉鎖されたまま放置された島では、恐竜たちが繁殖・野生化しているという。ハモンドから島の調査を依頼されたイアンは危険であることを理由に断ろうとするが、恋人である古生物学者サラが既に現地入りしていることを知り、彼女を助けに行くことに。しかしハモンドの甥ルドローはパークの再建を企てており、島に恐竜ハンターたちを送り込んでいた。
ジュラシック・パーク『Ⅲ』 (2001)1時間32分 ★★
現代によみがえった恐竜と人間たちの攻防を描く大ヒットシリーズ「ジュラシック・パーク」の第3作。古生物学者のアラン・グラント博士は実業家を名乗る男ポールとその妻アマンダから、恐竜が生息するイスラ・ソルナ島を上空から見学するツアーのガイドを依頼される。多額の報酬を積まれ仕方なく引き受けるグラントだったが、ポールたちはグラントとの約束を破って島に着陸してしまう。実はポールとアマンダの真の目的は、8週間前に島の近くでパラセイリング中に消息を絶った息子エリックを捜すことだった。
ジュラシック・ワールド(2015)2時間4分 ★★★★
スティーブン・スピルバーグ監督によるメガヒット作「ジュラシック・パーク」のシリーズ4作目。前作「ジュラシック・パークIII」以来14年ぶりの新作で、スピルバーグは製作総指揮を担当。新鋭コリン・トレボロウ監督がメガホンをとった。事故の起こった「ジュラシック・パーク」にかわり、新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」では、ジャイロスフィアという球体の乗り物でめぐる恐竜見学や、モササウルスの水中ショーなどで人気を博していた。さらなる人気を獲得したい責任者のクレアは、飼育係オーウェンの警告も聞かず、遺伝子操作により、凶暴で高い知性をもった新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出すが……。
ジュラシック・ワールド『炎の王国』(2018)2時間8分 ★★★
シリーズ14年ぶりの新作として2015年に公開され、記録的な大ヒットとなった「ジュラシック・ワールド」の続編。前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。
ジュラシック・ワールド『新たなる支配者』(2022)2時間27分 ★★★★
現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集めるメガヒット作「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。2015年の「ジュラシック・ワールド」でメガホンをとったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き製作総指揮を担当。
「ジュラシック・ワールド」シリーズのオーウェン、クレアに加え、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となったエリー・サトラー博士、アラン・グラント博士、イアン・マルコム博士もカムバックする。
『新たなる支配者』あらすじ
ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。
一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。
恐竜の闇取引が広がる中、国連はバイオシン社にイタリアのドロミティ山脈の一角で恐竜を保護することを一任したのだった。
イントロ
ベーリング海、アラスカの海で漁船での漁業中に恐竜にに襲われる船員たち。大型ビッグロック国立公園に収納したが他は世界にばらまかれていた。国連は恐竜の管理をバイオシン社にまかした。
クレアはネバダ州にある非合法の恐竜養殖施設に友人の2人と忍び込み、閉じ込められ傷ついた恐竜を助け出す。しかし、クレアの過激的な行動に他の2人は、もう一緒に恐竜保護の活動はやりたくないといわれる。
オーウェンは恐竜保護地域で仲間と馬に乗り、恐竜を追い回しながら保護管理活動を進めていた。
伏線1・・・クレタとオーウェンがメイジーとベータを取り戻すためイタリアへ
メイジー(クローン)が恐竜の密猟者にさらわれる。ラプトルのブルーの子ども(クローン)も一緒に誘拐される。
CIAエージェントの友人フランクリン(天才プログラマーで危険生物管理部担当者)から、密漁した恐竜をマルタ島で売買している闇市があり、そこに連れていかれている可能性があるとの情報を得る。クレタとオーウェンはこれを聞いて、メイジーとベータを取り戻すため、イタリア半島のマルタ島に行くことを決意する。先行して現地でCIAエージェントのバリーが捜査を進めていることを聞く。
伏線2・・・エリーが巨大イナゴの発生原因究明のためイタリアへ
そのころウエストテキサスでは、巨大イナゴが発生していた。2人の農場のこどもがイナゴの大群に襲われる。
エリー博士は、農業と環境破壊の研究をしており、アメリカ中西部の農家から大型イナゴ被害について相談を受けていた。被害の中でバイオシン社のタネを使っているコーン畑だけがイナゴに襲われていないことを聞く。つまりこれはバイオシン社が世界の農業の覇権を得て、食料供給を支配できることにつながりはしないかと考える。このため、優秀な古生物学者であるアラン・グラント博士からセカンドオピニオンをもらうことになる。
世界の食糧危機を防ぐため、エリー博士は生け捕りにした巨大イナゴを持ってユタ州のグラント博士の発掘現場を訪ねる。イナゴを見せて異常な遺伝子操作がされていないかを調べるため博士の協力を求める。
エリーはイナゴの強大化についてはバイオシン社の関与を疑います。バイオシン社のサンクチュアリーに入りそこにあるだろうイナゴのDNAを盗み取り解析して世界に発表すべきだと説得する。昔の仲間マルコム博士を頼った結果、彼の仲介でバイオシン社の訪問見学が可能になった。エリーはグラント博士と一緒に巨大イナゴの発生原因究明のため、イタリア・ドロミーティ山脈にあるバイオシン社に行くことを決意する。
起1・・・クレタとオーウェンとメイジー(アメリカの恐竜保護地区)
イスラ・ヌブラル島やロックウッド財団から逃げた恐竜たちが世界中に散らばって4年。クレア・ディアリングは相変わらず過激な方法で恐竜保護を訴えています。オーウェン・グレイディは恐竜保護地区(アメリカ、ネバダ州)で管理や研究を続けていて、自分で建てた山小屋でクレアと14歳になるメイジー・ロックウッドと3人で家族のように暮らしていました。
オーウェンとクレアはクローン人間であるメイジーを世間の目から隠し守っているのですが、当の本人はそんな生活が窮屈で仕方ありません。
近くの森に棲むヴェロキラプトルのブルーに子どもができました。ベータと名付けられたその子を追うことをオーウェンに拒まれたメイジーは家を出てしまいます。すると密猟者にベータともどもつかまってしまいました。遠くからそれを目撃したオーウェンはブルーに必ずベータを取り返すと誓い、クレアとともに救出に向かいます。
起2・・・エリーとアランとマルコム(イタリアのバイオシン社の恐竜保護区)
一方、アメリカの中西部では巨大イナゴが大発生し深刻な被害が出ていました。いまは土壌科学者として研究活動を続けているエリー・サトラー博士は調査の過程で、かつて「ジュラシック・パーク」を作ったインジェン社のライバル、バイオシン社の関与を疑います。
そして昔恋人のような関係だったアラン・グラント博士をたずね、半ば強引に協力させます。現在バイオシン社と協力関係にあるイアン・マルコム博士の口利きで、イタリア・ドロミーティ山脈にあるバイオシン社の恐竜保護区へとやってきたふたりは、ラムジーという広報担当の青年の案内でCEOルイス・ドジスンと話をします。
バイオシン社のヘリで会社に案内されますが、途中で翼竜を守るためヘリの高度を500フィート以下に制限する「飛行抑制システム」が作動します
そしてイアン・マルコム博士と再会したふたりは、マルコムからイナゴは建物の地下6階にあることを教えられます。マルコムもイナゴの危機感を持っていたのです。エリーとアランはここで開発されているイナゴのサンプルを盗み出すため、イアンからもらったキーを持って地下へと向かいます。
その地下にはルイスと開発の責任者ヘンリー・ウー博士がいます。ヘンリーはかつてインジェン社やその後継会社で獰猛なハイブリッド恐竜を創り出した人物です。巨大イナゴも彼の手によるものですが、いま彼は良心の呵責に苛まれていました。
承1・・・クレアとオーウェン、マルタ島の恐竜闇市でケイラと会う
クレアはCIAにいるかつての仲間に極秘情報を聞き出し、マルタ島(イタリア半島の先)で恐竜の闇市がおこなわれているという情報をつかみます。そのマルタにはメイジーが連れてこられていました。密猟者からソヨナ・サントスという女に引き渡されるメイジーとベータ。ベータを運んできた輸送機パイロットのケイラがその様子を見ていました。
別々に闇市に潜入したクレアとオーウェン。オーウェンはかつてイスラ・ヌブラル島でいっしょにラプトルの調教をしていたバリーと合流します。いま彼はCIAの潜入捜査官です。クレアは偶然ケイラと出会い、メイジーの写真を見せますがケイラは無反応。
承2・・・ソヨナがリモコンでラプトルの檻を開け攻撃を開始。
そんなとき、ソヨナがアトロキラプトルの取引をしている現場を捜査官たちはおさえます。しかし逃げられてしまい、ラプトルの檻はなんとか確保しますが犯人のひとりは闇市に紛れ込んでしまいます。オーウェンが追うものの、犯人は恐竜の檻を開けて応戦。
しかし結局自分が食べられてしまいます。ラプトルの檻に捜査官たちが近づくとソヨナがリモコンで檻を開け、ラプトルたちが出てきました。兵器として開発されたラプトルはソヨナの持つレーザーポインターで標的を認識し、音声信号によって攻撃を開始します。
次々と捜査官たちは殺されてしまいますが、バリーはうまく身を隠し、やってきたオーウェンに救出されます。そしてふたりは一頭を捕獲することに成功しました。ルイスの指示でクレアとオーウェンを殺すよう命じられたソヨナは、改めてふたりをロックオンします。
クレアはケイラに助けられ、車で輸送機へ向かいます。オーウェンはバイクで町中を逃げ回りますが、闇市から逃げ出した恐竜で広場は大混乱。
クレアから輸送機のところまで来るよう連絡があり、なんとか二頭を振り切って乗り込むことができました。離陸寸前の輸送用飛行機バックドアからバイクでジャンプして乗り込むところはハラハラです。
転1・・・アラン、エリーがメイジーとバイオシン社で合流
ベータとともにバイオシン社に連れてこられたメイジーはそこで会ったヘンリー・ウー博士から、自分の母シャーロットのことをよく知っていると聞かされます。シャーロットは自分の意志で子どもを欲しがり、遺伝子研究の結果ひとりでメイジーを作ったのだと言います。
そしてヴェロキラプトルのブルーも自分だけでベータを作ったのだと。メイジーはここから逃げ出すことを決意し騒ぎを起こします。
廊下に出るとそこには、イナゴの成虫を盗み出すことに失敗したアランとエリーが、命からがら生育室から出てきたところでした。ここで偶然アランとエリーはメイジーと出くわします。3人はラムジーの導きで脱出用のポッドに乗り込みます。
転2・・・クレアとオーウェンがケイラの輸送機でバイオシン社へ
一方、バイオシン社を目指すケイラの輸送機は管制室にあやしまれ着陸許可がおりません。空域制御システムが解除され、翼竜のケツァルコアトルスに襲われた輸送機は墜落寸前。ひとつしかない射出シートでクレアを脱出させ、ケイラは輸送機を不時着させます。
森の木に引っかかったクレアはテリジノサウルスに襲われそうになりながらも身を隠し、やがて観測用の建物にたどり着きます。ケイラとオーウェンは薄い氷の上を移動中、赤い羽根のピロラプトルに襲われます。協力してそこから逃れたふたりはクレアを探しに森に入りますがシートのそばにはもういませんでした。
転3・・・クレア、オーウェン、ケイラが、アラン、エリー、メイジーと合流
アラン、エリー、メイジーの3人が逃げたことを知り、管制室でポッドの運行を止めるルイス。彼がイアンをクビにし追放すると、イアンは悪態をついて出ていきます。ラムジーの協力で車を手に入れたイアンは3人との合流を目指します。そのころその3人はポッドのトンネルにつながっていた坑内でディメトロドンに襲われていました。地上への出口はロックがかかっていて開きません。運良くそこへイアンがやってきましたが、全く慌てる様子もなく適当なパスワードを入力しては失敗。監視カメラでそれを見ていたラムジーがそれを解除し、彼らはそこから出ることができました。
クレアはオーウェン、ケイラと合流、そこへイアンたち5人もやってきました。
バイオシン社内ではルイスが巨大イナゴの証拠隠滅を図り、生育室に火を放って焼き尽くそうとしますが、なんと通風孔から大群が外に出てしまいます。燃えながら飛び回るイナゴによって森に火事が起こり、恐竜たちの生命にも危険が及びそうです。
ラムジーは上司であるルイスと決別すると、恐竜たちに埋め込まれたチップを使って管制室のそばに避難させようと考えます。
集合したオーウェンたち7人は最強の肉食恐竜ギガノトサウルスに狙われますが、全員の知恵と勇気で退けることができました。そして、そこから避難する前にベータを救出するため、再び管制室や研究室のある建物へと向かうのでした。
結1・・・ベータを救出しながらイナゴや恐竜と戦う
管制室でラムジーと再会したアランたちは、空域制御システムを起動させないとヘリコプターで安全に避難できないこと、そしてそのための電力が足りず、それを確保するためにメインのシステムを切らなければならないと説明を受けます。
エリーとクレアがメインシステムを切りに動き、オーウェンとメイジー、アランがベータの確保に向かいます。残ったイナゴを振り払いながらシステムを切ったクレアたちですがすぐに予備システムで復旧してしまい、最後はクレアが力づくでケーブルを切断してようやく空域制御システムが起動しました。
メインの電源が落ちたことによってポッドが止まり、脱出しようとしていたルイスは仕方なく歩き始めます。すると行く手にはディロフォサウルスが…。オレンジ色のエリマキを広げ威嚇してきます。後退してポッドに戻るルイスでしたがそこにも数匹待ち構えており、毒液を浴びせられ倒れたところに飛びかかられてしまいました。
オーウェンたちが3人で協力してベータを確保し戻ってくると、そこにはヘンリーが待っていました。自分の間違った行いを悔い、これからシャーロットの研究をふまえて巨大イナゴを駆逐すると言います。オーウェンたちはヘンリーもヘリに乗せることにしてケイラを待ちますが、恐竜たちが集まっているためなかなか着陸できません。
結2・・・空域制御システムを起動させ、バイオシン社からヘリで脱出
8人がヘリに乗るため外に出ると、なんとギガノトサウルスに見つかってしまいます。しかしそこにティラノサウルスもやってきて、人間には目もくれず二頭は激しく戦います。しかしティラノサウルスが倒されてしまい絶体絶命。すると今度は草食なのに凶暴なテリジノサウルスが現れます。
ティラノサウルスも再び起き上がり、テリジノサウルスの大きなカギ爪がギガノトサウルスに突き刺さってその命を奪いました。スキを見てヘリに乗り込んだオーウェンたちは無事にそこから脱出することができました。
後日、バイオシン社は告発され、3人の博士とラムジーは上院で証言することになりました。
ヘンリー博士は改良イナゴの開発に成功し、イナゴの群れにその一匹を放ちます。それによって巨大イナゴは絶滅するのだと、ヘンリーはおだやかな笑みを浮かべます。
ケイラはバイオシン社から賠償金をせしめ、前より大きな輸送機を買ってご満悦。
そしてオーウェンたちはブルーにベータを返すことができました。すぐに走り去ってしまった二頭ですが、ブルーだけがオーウェンの前に戻り、まるで感謝を伝えるかのようにしばらく見つめたのち再び森の方へと去っていくのでした。
『新たなる支配者』登場人物
オーウェン(クリス・プラット)
『ジュラシック・ワールド』3部作の中で、恐竜行動学の専門家オーウェンは顕著な進化を遂げた。「『ジュラシック・ワールド』では、オーウェンは少し悪党だった」とクリス・プラットは言う。「彼はまさにヒロイズムの絶頂にあり、恋愛とは距離を置いていたんだ。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、彼がもう少し責任を負う姿を見ることができるようになる。そして今、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、オーウェンは義務を負っているんだ。彼は父親であり、夫なんだよ。以前のように無茶をすることはできない。なぜなら、より多くの人が彼を頼りにしているからね。自分自身や冒険心だけを尊重するのではなく、大切な人を守るために必死で生きているんだ。」
クレア(ブライス・ダラス・ハワード)
パートナーのオーウェンと同様に、クレアもまた、『ジュラシック・ワールド』3部作の間で変身、変化し続けている。「クレアはとても興味深く、ニュアンスのある、非典型的なヒロインだわ」とブライス・ダラス・ハワードは言う。「彼女は各作品で精神的な成長を遂げるの。『ジュラシック・ワールド』で初めて会ったとき、彼女には悪役の素質があった。彼女は、人生よりもお金に価値を置く役柄だったの。しかし、この映画の終わりには、彼女は変身を遂げ、女性としての力を発揮し、それを善のために使う姿を見ることができる。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、彼女はあまりにも行き過ぎたため、実は少し視点を失っているの。彼女は近視眼的で、自分の価値観に沿った選択をするようになったのだけど、おそらく大局的な視点は持ち合わせていなかったわ。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、彼女自身の良心と、拡大し続ける災害における自分の役割について考察するものだった。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、クレアは自分の価値観に沿って、自分の人生にとって何が重要なのかがわかるようになる。どうすればいいのかもわかっている。一方で、彼女は他人に与えたトラウマに対する罪悪感と向き合い、それを解決する責任を負っているの。」
エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)
エリー博士だけでなく、『ジュラシック・パーク』のレガシーであるイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)とアラン・グラント博士(サム・ニール)も登場する。マルコムは、アランとエリーが遭遇したとき、バイオシン社で講義をしていた。「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の冒頭でエリーは古生植物学者としての研究を終えて、土壌科学者として気候変動に焦点を移している」とダーンは語る。「彼女は、イナゴの大群が全米の農作物を荒らしていることを知り、優秀な古生物学者であるアラン・グラント博士からセカンドオピニオンをもらうことになる。この映画でサム、ジェフ、私の3人が初めて一緒にシーンを撮った後、コリンがモニターに映った私たち3人の写真をスティーヴン・スピルバーグに送ってくれたの。するとスティーヴンからメールが来て、私たちが一緒にいるのを見て涙が出たと書かれていたわ。とても特別な出来事だった。」
イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)
『ジュラシック・ワールド』でイアン・マルコム博士として登場したジェフ・ゴールドブラム。彼は、『ジュラシック・ワールド』の共演者であるローラ・ダーン、サム・ニールと再会し、ファンから人気の高い数学者として戻ってきた。「イアン、エリー、アランには、個人的、知性的、環境的にまだやり残したことがあったんだ」と、ゴールドブラムは語る。「3人が共有する運命とレガシーは、まだ成就していなかったんだ。3人組として、彼らだけが完全に、そして独自に理解できる何かを生き抜いてきた。だから、永遠に根源的な絆で結ばれているんだ。撮影中、ローラとサムと再び時間を過ごし、一生懸命に働いたり、一緒に遊んだりしたことは、天からの贈り物だった。私たち3人はいつも一緒に歌っていたよ。まるで夢のようだった!」
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、マルコムは相変わらずカオス理論の勉強を続けている。「彼は特に、意図しない結果について研究することに専念している」とゴールドブラムは言う。「人生は予測不可能なもので、危険な冒険であると同時に、たまらなく味わい深い乗り物であることに気づいたんだ。」
アラン・グラント博士(サム・ニール)
古生物学者のアラン・グラント博士役にはサム・ニールが再出演している。ニールは「ずいぶん前に、再登場について示唆があったんだ」と語る。「私は再登場に興味があったが、単なるカメオ出演以上のものにしたかったので、躊躇していた。アラン・グラントが戻ってくるなら、正当な評価を受けられるようにしたかったんだ。しかし、すぐにアランの存在がプロットにとって重要であることがわかり、興味をそそられるようになったよ。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の旅は、参加するよう依頼されてよかったと思えるような旅だった。」
『ジュラシック・パーク』のファンは、この数年後、アランとエリーの関係がどうなっているのか気になるところだろう。「アランは不機嫌で警戒心が強いように見えるかもしれないが、自己防衛本能があるにもかかわらず、本当は優しいんだ」とニールは言う。「『ジュラシック・パーク』でアランとエリーがうまくいかなかったのは、彼女が子供を作る決心をしていたのに、グラントが興味を示さなかったからだ。エリーはきちんと屋根のあるところに住みたかったが、都会に住むことや、子どもたちを学校に送り届けることは、手仕事や自然が好きなアランにとっては大きな問題で、それが2人の関係における最大の対立点だった。エリーとアランは『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で再会するが、これはアランが再び危険にさらされることになったことと関係があるような、ないような…。彼はずっと彼女に想いを持っていて、エリーを自分の人生から逃してしまったことを一番後悔しているんじゃないかと思う。グラントは、自分がうまく対処できなかったので、罪の意識を感じており、また自分自身をちょっと哀れに思っている。これらのことから、アラン・グラントが再び戦火に見舞われる理由と経緯には、エリー・サトラー博士が大きく関わっていると言えるね。」
ケイラ 貨物パイロット(ディワンダ・ワイズ)
ケイラは元軍人パイロットで、現在は裏社会で雇われ貨物パイロットのエースとして活躍している。彼女は問答無用で何でも飛ばす。
ケイラは、驚異的で凶暴な女性の長い系譜の中で生まれた。「彼女はずっと、パイロットになりたい、冒険の人生を送りたいと思っていたの」と、ワイズは言う。「パイロットほど、自由を表現する職業はないと思うわ。しかし、空を飛ぶということは、私たちにとってごく当たり前のことなのよ。旅行といえば、不便なものと思われがち。でも、ケイラにとっては、飛行機で空を飛ぶことが自分の家にいるように感じるの。彼女にとって、これほど自由なことはない。ケイラはとても自発的で、いつでも好きなところに行ける知性と技術を持っている。」
表面的には皮肉屋で金目当ての役柄に見えるが、ケイラには破れない倫理観がある。いざというとき、彼女はオーウェンとクレアにとってかけがえのない味方になる。「どの軍隊で訓練しても、多くの美しく高貴な資質を身につけることができる」とワイズは言う。「そして、ケイラはそれらの資質を備えているの。彼女は誠実で、心があり、名誉心がある。でも、私がケイラに共感したのは、彼女が完璧ではないということ。彼女が成長し、自分の良心と格闘する姿を目の当たりにするのよ。」
ラムジー バイオシン社の高学歴社員(マムドゥ・アチー)
Netflix『アーカイブ81』(22)のマムドゥ・アチーが演じるラムジー・コールは、強力なバイオテクノロジー企業バイオシン社の高学歴社員である。ラムジーの正式な肩書きはコミュニケーション部門のトップだが、仕事の範囲はそれだけにとどまらない。「その肩書きは、同時にルイス・ドジスンCEOの副官として育てられているため、幅広い責任を担っていることがすぐにわかる」とアチーは語る。「バイオシン社は、人類の発展のために働く若き天才たちのシンクタンクとして描かれているが、その真の核心は、欲と支配に完全に突き動かされている。」
トレボロウが最初にアチーにこの役を説明したとき、彼はラムジーが理想主義者であることを伝え、それがアチーの興味をそそったそうだ。「ラムジーは、自分のためになることと、世界全体のためになることの倫理観と戦っている」とアチーは言う。「しかし、その最初の会話から、このキャラクターは確実に進化していったと思う。撮影が近づくにつれ、ラムジーは最初から自分の使命が何であるかに確信を持つようになったんだ。」
ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)
ヘンリー・ウー博士は、テーマパーク「ジュラシック・パーク」、「ジュラシック・ワールド」の恐竜の創造を担当した遺伝子工学者だ。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の冒頭で、ウー博士はバイオシン社で働いている。「ウー博士は科学者であり、それは企業環境における芸術家であるようなものです。そして、その企業環境が彼の行動や仕事を強制しています。彼は、ある種の企業の手先のようなもので、あることをするように仕向けられ、その結果、世界に大混乱を引き起こし、害を及ぼしてしまうのです。この映画は、企業対科学という現象を検証しています。ウー博士について明らかなことは、彼の科学に対する情熱です。そして、その科学への情熱の隣にあるのは、現在の仕事の背後にあるモラルを超えて、より大きな善があるという考えだと思います。そして、こうしたことが、彼が自分の仕事を正当化するのに役立っているのです。」
ウォンは続ける。「ウー博士のようにすでにファンに知られているキャラクターは、ロックウッド研究所で働いていたときからすでに多くの時間が経過していることを観客が視覚的に理解できるように、別のバージョンのウー博士を再登場させることが重要でした。そのために、ヘアメイクや衣装にもこだわりました。おそらく、時間が経つにつれて、このキャラクターが少しずつまとまりのないものになっていくという計画があったからでしょう。」
バリー マルタでの当局捜査員(オマール・シー)
バリーはCIAエージェントで、マルタ島にて潜伏調査をしている。 現地へと向かったオーウェンらと久方ぶりの再会を果たした。
かつてジュラシック・ワールドで働いていた黒人の男性で、当時の職務は4頭のヴェロキラプトルを飼育及び調教することであった。 同僚のオーウェンとは古くからの友人であり、経緯は不明だが元々フランスに住んでいたバリーを彼が直々にスカウトしてヌブラル島まで連れてきた過去があるほど互いの関係は深い。
『新たなる支配者』では彼が秘密裏に追っていたソヨナ・サントスを部下のCIAエージェントと共に追い詰めることに成功。 しかし彼女が奥の手で繰り出したアトロキラプトルに襲われてしまう。 仲間たちがやられていく中で、彼はなんとか危機を脱し、オーウェンと協力してレッドを閉じ込めることに成功。 その後はなんやかんやあって目的だったサントスの逮捕に成功。 手錠をかけようとする場面で出番は終わった。
メイジー・ロックウッド 遺伝子クローン(イザベラ・サーモン)
イザベラ・サーモンが演じるメイジー・ロックウッドは、オーウェンとクレアと共に暮らす14歳の少女だ。
サーモンは、数年経ってから『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の撮影現場に戻ってきて前とは違った感じがしていると言う。「『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、私が演技をした初めての作品だったので、すべてがとても不思議で、同時にすべてに少し惑わされていた」とサーモンは話す。「今回、また同じメンバーと一緒に仕事ができて嬉しかったし、不思議な感覚は変わらないけれど、それ以上に気づくことがたくさんあったの。キャラクターや演技について、常に何か新しいことを学んだり発見したりすることができたわ。」
彼女のスクリーン上の両親であるクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードは、彼女の成熟度とセットでの柔軟性に感銘を受けたという。「もちろん、走ったり、疾走したり、戦いの振り付けをしたりすることに大半の時間を費やす日もたくさんあった」と、プラットは言う。「その一方で、非常にニュアンスに富んだ、キャラクターを生かしたシーンもあった。僕が印象に残っているのは、メイジーが火を囲んでいるシーンだ。見ていて驚いたし、彼女がどんな俳優なのかを知ることができた。彼女は当時まだ14歳だったけれど、その瞬間にとても存在感があり、多才で、毎回少しずつ違うテイクをこなしていたんだ。」
ルイス・ドジスン バイオシン社CEO(キャンベル・スコット)
キャンベル・スコット演じるルイス・ドジスンは、1993年の『ジュラシック・パーク』では、デニス・ネドリーと共謀して恐竜の胚をバーバソル・シェービング・クリームの缶に入れてパークから密輸した。「ドジスンは、『ジュラシック・パーク』よりも原作本の中で大きな存在感を示していた」とスコットは言う。「本で描かれたストーリーは『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』とは異なっているが、クライトンがキャラクターに込めた要素のいくつかをスクリーンに取り込みたかったんだ。ドジスンとバイオシン社は、かなり陰険なレベルで動いている。彼は、どこからでも情報を得るためには手段を選ばない。でも、他のほとんどの悪役と同じように、ドジスンは自分が悪役だとは思っていないんだ。ある意味、最初からちょっと発育の悪い性格だったとは思うが、テクノロジーを科学に活用する才能があった。その後、権力と金が手に入ることに味をしめたとき、彼はあの人物に変身し始めたんだ。原作本では、ドジスンがただのサイコパスである場面もあるが、ただのサイコパスを演じても面白くはないんだよね。深みがあって、行動の裏に面白い意図を持っている社会病質者を演じる方がずっと面白いんだ。」
ソヨナ・サントス 恐竜兵器ラプトルを操作(ディーチェン・ラックマン)
白い服の女ソヨナ・サントスは、バイオシン社と恐竜の密輸を行う闇市場をつなぐ謎の女性だが、その意図は不明だ。このキャラクターを演じるのは、先日Apple TV+「セヴェランス」(22)に出演したディーチェン・ラックマンだ。「コリンが初めてソヨナについて説明したとき、彼女はゲームの頂点に立つワルだと言っていました」とラックマンは言う。「自分の手を汚さなくても、他の人がやってくれるから。役が決まってから、彼女がどうやって今の地位を築いたのか、長いバックストーリーを書き、そこから映画の中の彼女へと進化していきました。観客は必ずしもそのすべてを見るわけではないのですが、キャラクターを作り上げ、肉付けするお手伝いができたことは、私にとって楽しいことでした。」
ラックマンはこう続ける。「ソヨナは間違いなくお金と権力に突き動かされています。彼女はタフで強く、決然としている。結局のところ、彼女はただ仕事を成し遂げたいだけなのです。また、このキャラクターには曖昧な部分が多くあります。彼女はちょっとミステリアスなのです。」
フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス)
CIAエージェントで天才プログラマーで危険生物管理部担当者。クレタとオーウェンの友人。
クレタとオーウェンに密漁した恐竜をマルタ島で売買している闇市があり、そこにメイジーとベータが連れていかれている可能性があるとの情報を伝える。
マサチューセッツ工科大学卒でコンピュータの情報については極めて高度な技術と知識を持っている。DPGに参加する前は、「ジュラシック・ワールド」のIT技術者であった。※『ジュラシック・ワールド』自体での出演は無し
コンピュータ/システム関連しか使えない男だと思われるを嫌ってはいるが、概ねその通り。ただイザという時には意外と頼りになるキャラクター。
ブルーとベータ
ブルー(Blue)とは、ジュラシック・ワールドシリーズに登場する雌のヴェロキラプトルの名称である。
ワールド3部作において最も重要なキャラクターであり、主役であるオーウェン絡みの事案には必ず関わっている。「ブルーは1作目で姉妹を失い、2作目で生まれ育った島を追われる。3作目とある本作では子をもうけ親となっている」
卵から孵ったその瞬間から他の4姉妹(+もう1頭)共に、オーウェンの手によって育てられる。 彼からの評価は「ワガママな娘」だそうだが、オーウェンの命令には素直に従ったり、彼が苦しそうな仕草を見せると心配して近寄ってきたりするなど、一度認めた相手には一途な想いを貫くなど、純情乙女な一面もある。
火山の噴火から恐竜たちを救うために戻ってきたオーウェンと再会を果たしたブルーだったが、傭兵たちに捕らえられ、恐竜の闇オークションが開催されるロックウッドの屋敷へと連れて行かれる。 『炎の王国』では、クローン人間だったことが明らかになるメイジーが、研究施設でオーウェンが幼いブルーを調教する映像を目撃。
ベータは『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』に登場するヴェロキラプトルの幼体。 母親はブルーで、オオトカゲのDNAを組み込まれていた影響から単為生殖で彼女を産んだ。 ただし輸血元のレクシィの遺伝子も受け継いでいる。
本作では、お互いに守るべき存在が出来たオーウェンとブルーだが、突如何者かによってメイジ―とベータが連れ去られてしまう。急いで駆け付けるも間に合わず、子供を連れ去られた怒りで今にも襲いかかろうとするブルーに「必ず連れ戻す」と約束するオーウェン。
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