WordPressのテーマとは
テーマとは
「テーマ」と「テンプレート」は別物ですが、あえて同じ意味として使う時もあります。
WordPressのテーマとは?テンプレートの違いはパソコンにあるフォルダをイメージしてください。
そのフォルダの中に、たくさんのファイルがあります。
このフォルダとその中のファイルを含めたもの一式を、テーマといいます。
もう少し詳しく説明すると、テーマとはデザイン・機能を提供しているファイル群です。
「テンプレート」はデザインを担当しているファイルです。「テーマ」とはそれをまとめたものです。
テーマをインターネットで公開されていますよね?それをPCに保存してみると、zip形式のファイルになっています。
これを解凍し中身を開いていくと、ファイルがたくさん出てきます。
このファイルの中にある以下のようにデザインを担当しているファイルをテンプレートと呼んでいます。
テーマの探し方
テーマはインターネット上で手に入れることが出来ます。
以下はテーマの入手方法です。
1.WordPress公式ディレクトリー(無料)
無料で公開されているテーマをダウンロードできるサイトです。
WordPressの有志が作成したテーマや、企業・個人が開発したテーマが登録されています。
このサイトに登録されているテーマは、WordPress公式メンバーによりチェックが入ったテーマです。
ブログ機能だったり、ページを追加・編集するといった基本的な機能は搭載されています。
常時7千以上のテーマがあるので、 好みに合うものを探しましょう。
2.ネットで評判のテーマを試してみる(無料)
企業・個人が開発したテーマを無料で公開しているサイトがあります。
最多から直接にテーマをダウンロードできます。
ZIp形式のファイルをダウンロードして直接ワードプレスにインストールします。
公式のテーマではありませんが、有名で使い勝手の良いものがたくさんあります。
3.テーマの販売業者から購入する(有料)
日本国内、海外には、ワードプレスのテーマを販売しているサイトがあります。
無料のテーマと比較すると、デザイン、機能面が優れたものが多いのが特徴です。
特に海外のサイトで販売されているテーマは、個性的なものが多く、同業他社のサイトとハッキリとした差をつけたい事業者にはお勧めです。
国内サイトでの有料テーマを探す方法
インターネット検索で簡単に見つかります。以下のようなキーワードで検索しましょう。 「ワードプレス テーマ 業種名(←例:工務店、歯医者など自分の業種を入れてください)」
海外のテーマを探す場合は?
国内サイトと同様にインターネット検索で見つけることが出来ます。
以下のようなキーワード検索をしましょう。 「WordPress theme **(業種の英単語を入れましょう)」
例えば歯医者さんの場合は、「WordPress theme dentist」とか、「WordPress theme doctor」。あとは「WordPress theme clinic」といったキーワードで検索すると関連サイトが見つかります。
自分の業種を英語で何と訳すか不明な人は、その「業種名 英語」で検索してください。テーマを探すキーワードですので、多少間違っても問題ありません。
4.オーダーメイドでWeb制作会社に依頼する(有料)
最も割高な方法ですが、「希望するデザインのテーマが存在しない」「どうしてもこんな感じで作りたい!」といった拘りの強い人は、自ら作るか制作会社に外注しましょう。
WordPressテーマの開発の場合、通常のHTMLサイト以上に要件定義が重要になります。
ある程度WordPressに関して知識・経験があり、要望を文章などの資料に落とし込めない人向けではありません。
「お金が掛かっただけで、思ったようにはならなかった(涙)」という事のないようにしましょう。
以下に当てはまる方は、専門業者への依頼をせずに、まずは無料のテーマで経験を積みましょう
- WordPress未経験の人でこれからサイトやブログを運営したい人
- Web制作会社の従業員で、WordPressを扱ったことがないのにクライアントにWordPressでのサイト制作を依頼された(→自社で頑張らず、外注した方が確実です)
5.自作してみる(無料)
もちろん、HTML,SCC,PHPなどの知識があれば自分で作ることもできます。
自由に最初から設計ができるので自分独自のテーマが出来上がります。
テーマの選び方
様々なテーマがインターネットで入手可能です。しかも無料で高機能なものがたくさんあります。
テーマごとにデザイン、機能、ダッシュボードの表示が大きく異なります。
どのようにテーマを選ぶかのポイントを紹介します。
1.作成サイトに必要なものを確認する
テーマを探す前に、自分にとって必要なことを明確にすることが必要です。
テーマを探すと驚くほどたくさんのテーマがインターネット上に存在します。
デザイン性もよく、目移りする見栄えのテーマがこれでもかと見つかります。
自分のサイト運営にとって大事なものが決まっていないと
「これもいいな」、「こっちもカッコ良いな」とテーマの選定が出来ません。
まずは自分にとって必要なことが何かを確認しましょう。
2.見た目のデザインの確認
ビジュアルデザイン、つまり見た目ですね。
色合いや、レイアウトなどの構造を確認しましょう。
テーマによっては、ベースとなる色とメインカラー、リンクの色などをテーマ内部で管理できます。
ビジュアルデザインの確認ポイントとしては、以下のページをサンプルで開きどのようなレイアウトになっているかを確認しましょう。
- トップページのデザイン
- 下層ページのデザイン(固定ページ)
- ブログ記事のデザイン
- ブログ一覧ページのデザイン
個人向けのサービス・情報を提供しているサイトの運営をする場合は、タブレット、スマートフォン等、パソコン以外の端末での表示形式も確認しましょう。
3.カスタマイズできる要素の確認
技術的に、自分でカスタマイズするのが困難だという人は、管理画面上から自分の希望する変更ができるかを確認しましょう。
例えば、ロゴマークの設定、色合いの変更、スライドショー、各ページのレイアウト、スマートフォンでの表示調整などです。
デザインがおしゃれなもので気に入った場合でも、管理するのが困難なテーマも存在します。
管理画面から変更できる要素の確認は、無料テーマについては実際にテーマをサイトで使ってみるのが確実です。
既に運用を開始しているサイトでテーマをテスト的に有効化するのが難しい場合は、新たにテストサイトを構築するか「WP Theme Test」」プラグインを使い検証しましょう。
4.言語の確認
WordPress公式ディレクトリーから入手できる無料テーマは、日本語で利用できます。
デザイン性の優れた海外の有料テーマを使う場合、管理画面上の表記が英語になっているものが大多数です。
管理画面でなく、表示しているページの一部が英語のままというパターンもあります。
日本語化するには、翻訳プラグインを使ったり、テーマ内のテンプレートを直接編集するといった作業が発生することがあります。
日本語だけでワードプレスの運用を行いたい場合は、テーマ購入前に必ず確認しましょう。
投稿者プロフィール

- WebAxel代表
- ウエブアクセルの現役Webデザイナーです。2010年からビジネスサイト制作教室を主宰してきました。ワードプレス2.3ぐらいから長く携わった豊かな経験を生かしています。
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