8.2 グーグル アナリティクス

Google Analyticsとは

Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは、GoogleのWebサイト解析ツールのことです。ユーザーがWebサイトに訪問した後にどのような行動をしたかがひと目でわかるツールであり、たとえばページ滞在時間や直帰率・離脱率等の指標を確認できます。

また、グーグルアナリティクスとよく一緒に解説されるものに、Google Search Consoleと呼ばれるツールがあります。両者の違いをご説明すると、グーグルアナリティクスは「ユーザーがWebサイトに訪れた後」を分析するツールであり、グーグルサーチコンソールは「Webサイトに訪れる前」を分析するツールです。

つまり、双方欠けてはならないツールであり、併せて効果的に使うことでより詳細なデータを得られます。

関連記事:Google search console(サーチコンソール)とは?設定方法や使用用途を解説

Google Analyticsの登録・設定方法

ここからは、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の登録や、設定方法をご説明します。手順は3つあり、それが下記のとおりです。

1. グーグルアナリティクスにアクセス
2. グーグルアナリティクスアカウントを作成
3. トラッキングコードを作成・設置

それぞれの手順を順番に見ていきましょう。

Google Analyticsにアクセス

まずは、Google Analytics(グーグルアナリティクス)にアクセスするためのGoogleアカウントを作成します。普段使用されているアカウントでも問題ありませんし、新規でアカウントを作成する形でも問題ありません。

Google Analyticsアカウントを作成

次に、上述したGoogleアカウントにて、Google Analytics(グーグルアナリティクス)のアカウントを作成します。分析したいWebサイトのURLを入力するだけで作成できますので、特段注意するべきことはありません。

トラッキングコードを作成・設置

最後に、Google Analytics(グーグルアナリティクス)のアカウントを作成すると、作成したWebサイト専用の「トラッキングコード」が自動的に作成されます。この作成されたトラッキングコードを、Webサイトの「bodyタグ」に設置します。

設置したら、通常数時間〜1日程度で計測が開始されますので、計測が開始されたら適切に設置できているという認識で問題ありません。

Google Analyticsプレミアムは必要?

Google Analytics(グーグルアナリティクス)には、スタンダード版と、プレミアム版と呼ばれる2つがあります。ここでは、それぞれの違いや、どちらを使用するべきかをご説明します。

Google Analyticsプレミアムとスタンダード版の違い

Google Analytics(グーグルアナリティクス)のプレミアム版は、通常版のデータ数上限が1,000万件であることに対して、10億件までデータを収集できます。つまり、これらのデータが必要になる大規模なサイトであれば、プレミアム版を利用する価値は十分にあります。

次に、価格面にも大きな違いがあり、スタンダード版が無料で利用できることに対して、プレミアム版は月額130万円〜となっています。

結論:初期段階でプレミアムは不要

Google Analytics(グーグルアナリティクス)には、プレミアム版とスタンダード版の2つがあると解説しましたが、これからWebサイトの集客を強化していきたいという段階であれば、スタンダード版でまったく問題ありません。

プレミアム版は月額130万円〜費用が必要になりますので、この費用以上の収益が見込めない場合は、利用する価値がないと思って良いでしょう。

スタンダード版からプレミアム版にはいつでも切り替えられますので、収益や必要に応じて切り替えを検討してみることを推奨します。

Google Analyticsの基本的な機能・使い方

ここまで、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の概要について解説をしてきました。ここからは、基本的な機能や、その使い方について解説をします。

● ユーザーメニュー
● 集客メニュー
● 行動メニュー
● コンバージョンメニュー

それぞれ順番に見ていきましょう。

ユーザーメニュー

ユーザーメニューとは、文字通りユーザーに関することを調査できる機能のことで、ページセッション数やページビュー数、使用しているデバイス等を確認できます。

仮に使用しているデバイスの割合でスマートフォンが多かった場合、コンテンツ全体でモバイル最適化ができているか、表示速度が最適であるかを確認できることに繋がります。近年、モバイルファーストは特に重要視されている考え方ですので、まずはユーザーメニューで使用しているデバイスを確認してみると良いでしょう。

関連記事:モバイル最適化はなぜ必要か?Googleによる3つのポイントを解説

集客メニュー

集客メニューでは、ユーザーがWebサイトに訪れた経路を確認できます。主な流入経路は下記のとおりです。

● Organic Search:検索流入。SEO対策を強化した場合、Organic Searchの割合が大きくなる
● Paid Search:リスティング広告等からの流入
● Direct:ブックマーク及び、URLの直接入力による流入
● Referral:他サイトからの流入。被リンク等。
● Social:SNSからの流入。
● Display:バナー広告による流入。
● Other:その他の流入

これらの集客経路を分析することで、Organic Searchが弱ければSEO対策を強化する、Socialからの流入を増やしたいならSNSでの発信を強化するなど、今後の戦略を練ることが可能になります。

行動メニュー

行動メニューでは、ユーザーがWebサイト内でどのような行動をしたかを確認できます。たとえば、1ユーザーあたりのページビュー数、平均滞在時間、直帰率、離脱率などが挙げられます。

今後SEO対策を強化していきたい場合、行動メニューの指標分析は必要不可欠です。コンテンツを公開する毎に確認することを忘れず、状況に応じてリライトすることを心がけましょう。

コンバージョンメニュー

コンバージョンメニューとは、成約数やお問い合わせ数などを確認できる指標のことです。Webサイトを運営するのであれば、その背景には必ず目的があるはずです。その目的が、自社の売上に繋げるための成約数やお問い合わせ数ということであれば、コンバージョンメニューは定期的に確認することが重要です。

Google Analyticsレポートとは

Google Analytics(グーグルアナリティクス)には、レポートと呼ばれる機能が備わっています。こちらのレポート機能では、担当者が知りたい情報のみをまとめて取得することが可能です。

また、レポート機能には「ユーザーレポート」と「カスタムレポート」の2種類があるため、ここではそれぞれの機能をご説明します。

ユーザーレポート

マイレポートでは、表、地図、グラフなどの視覚的なウィジェットを配置できます。したがって、Webサイト全体の状況をひと目で確認したい場合に役立てることができます。

カスタムレポート

カスタムレポートは、マイレポートと比較して、より具体的に情報を絞り込めるレポートになります。たとえば、「〇〇県→〇〇市→〇〇町」のように、対象を絞り込めます。

ユーザーレポートで全体を確認し、深堀りしたい部分はカスタムレポートで確認すると良いでしょう。

Google Analytics使用にあたって覚えておきたい用語

今後、Google Analytics(グーグルアナリティクス)を利用するにあたって、覚えておきたい用語がいくつか存在します。Web業界全般に通ずる用語であるため、一度覚えておくと今後にも役立つことは間違いないでしょう。

● 直帰率:1ページのみでユーザーが離脱した割合
● 離脱率:そのページが、ユーザーが最後に見たページである割合
● 回遊率:1回の訪問で何ページ訪問したかを表す割合(別名:ページパーセッション)。ページビュー数÷セッション数で算出
● ページ滞在時間:そのページにユーザーが何分滞在したか
● ユーザー数:Webサイトに訪れたユーザーの数
● ページビュー(PV)数:1ユーザーが訪問したページ数
● セッション数:訪問〜離脱までのすべての流れを「1セッション」とカウント。訪問数
● チャネル:流入経路
● ランディングページ:ユーザーが最初にアクセスしたページのこと
● コンバージョン(CV):成約やお問い合わせ、資料請求などWebサイトにおけるユーザー行動の最終的な成果、ゴール

まとめ:Google Analyticsの使い方をマスターしましょう

Google Analytics(グーグルアナリティクス)の概要や、使い方を解説しました。グーグルアナリティクスでユーザー行動を分析することによって、検索順位を上げることができたり、コンバージョン数などを改善できたりします。

今後Webサイトからの集客や売上を伸ばしていくためにも、まずは本記事で解説した使い方からマスターしてみてはいかがでしょうか。

※記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

くま吉

2010年から「ビジネスサイト制作教室」を主宰してきた現役ウエブデザイナーです。多くの生徒さんと一緒に、ワードプレスによるサイト作りに携わった経験を生かしてこの講座を始めました。

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