PCでNovabenchを実行すると、CPU、GPU、SSD/HD、RAM、バッテリーなどのハードウェアコンポーネントのパフォーマンス/速度を分析することができます。さらに、不良セクター、CPUファンエラー、CPU過熱、バッテリー充電できないなど、ハードウェア関連の問題を診断することにも役立ちます。
また他のPCのハードウェアを比較したり、SSDなどの新しいハードウェアを購入したりする場合、PCパフォーマンステストツールは、新しいデバイスが高速、高パフォーマンス、効率的であるかどうかをチェックできます。
Novabench(ノバベンチ)
Novabenchは、プロセッサ、メモリ、ハードディスク、グラフィックスカードなど、幅広いハードウェアコンポーネントの性能をテストする無料Windows PCベンチマークテストです。ファイルサイズが80MBで、非常に軽量です。なお、ターゲットシステムにインストールする必要があります。さらに、ベンチマーク結果を得るのに数分しかかからず、時間の効率にも優れています。
このソフトのベンチマークおよび比較ツールを実行すると、広範な結果データベースを取得できます。そして、正確な情報を提供し、PCのパフォーマンスを計算できます。オンラインでスコアを比較し、潜在的な問題を一目で探し、適切な改善アクションを取ることで、PCをベストな状態に維持できます。
メリット:
- ハードウェア部品の全テスト情報を表示
- すべてのテスト結果を保存し、保存されたベンチマークリンクから再度テストを取得できる
- コンピューターの性能を他のコンピュータのスコアと比較できる
- 使いやすいインターフェイス
デメリット:
- 無料体験なし
- Windows PCでのみ動作可能
- 日本語非対応
Novabenchのスコア測定例
現在使っているDellのミニPC(Intel Core i5-8500T) に、Novabenchをインストールして測定してみました。以下はその結果レポートの性能スコアです。
測定結果の評価
スコア:総合811=CPU503+GPU15+メモリ207+ストレージ86
また、ベンチマークの内訳(CPU 503、GPU 15、メモリ 207、ストレージ 86)を見ると、全体的にパフォーマンスが低めであることがわかります。以下は各項目の評価です。
Novabench総合スコアの一般的な目安
- 1000未満: 基本的なオフィス作業(ウェブ閲覧、文書作成、メールなど)に向いていますが、負荷のかかるタスク(ゲーム、動画編集、3Dモデリングなど)には適していません。
- 1000〜2000: 日常的な使用(ウェブ閲覧、ストリーミング、マルチタスク)に加えて、軽いゲームやクリエイティブ作業にも対応可能です。1567というスコアは、この範囲内に収まっており、一般的なPC作業には十分な性能です。
- 2000以上: 高負荷なゲーム、3Dレンダリング、動画編集、VRアプリケーションなど、クリエイティブな作業や高性能を要求される用途に向いています。
ダウンロードとインストール
トップページのタブ「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードファイルの一覧が表示されるので、NovaBench 5.5.3のwindows用「novabench.msi」( 241.29 MB)をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイル「novabench.msi」をダブルクリックして、自分のパソコンに「NovaBench 5.5.3」をインストールしてください。
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