今回は「これだけは必ずやっておいたほうが良い最低限のSEO対策」』をお送りします。今までさぼっていてやってない人も今からでも遅くありません。簡単なのでさらっと済ませてしまいましょう。
記事タイトルを点検する
記事(またはページ)のタイトルは最低限の SEO 対策で最も重要な箇所になります。
記事タイトルは、Google や Yahoo 検索結果の一番大事な箇所にダイレクトに表示される部分です。検索で流入してくる読者が最も注視する箇所でもあります。
記事タイトルは、キーワードをただ並べて、変な文章になってしまえば評価を損ないます。短文という制約のなか「この記事はこういう内容ですよ」と、内容がわかるようにしっかり要約をしたものが記事タイトルの本質です。読者が分かりやすく、記事の内容が理解できて、自然にキーワードを盛り込み、読みたいと思わせるタイトル作成が必要になります。
description(ディスクリプション)を書く
メタディスクリプションといって、「description = 説明」の意味がある重要な項目。description に設定したページの説明書きは、検索結果のタイトル下にある概要欄に掲載されます。
ユーザーの検索語句によっては、記事本文のテキストが概要として掲載されることもあるのですが、基本的には description が優先されます。
description は、その「ページの説明」なので、「各ページ毎」に個別で記述しなければなりません。新記事を作成する時には必ず description も作成しなければならないのです。
もし、description の作成を怠ると、記事本文の最初の行から、表示限界文字数までが自動的に description として表示されますが、それだと意図したキーワードやページの説明が不十分になりますから、SEO としての評価を得ることが難しくなります。
description は、そのページがどのような内容のページなのかという説明の要約を記述するエリアです。決してキーワードを散りばめれば OK といういいかげんなエリアではありません。しっかり記事内容と整合性がとれていないと評価は得られません。
画像を挿入したら alt 属性を(代替テキスト)記入
画像って「テキストじゃないんだし、記事内にただ貼り付ければいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、画像にも工夫をすれば立派な SEO 対策が 施せます。alt 属性(代替テキスト)をしっかり入力することによって、特に画像検索でのひっかかりやすさ(SEO)に影響がでます。
代替テキストを入れることによって、検索エンジンに「この画像は○○の画像なんだよ」とお知らせして、画像検索結果に表示させやすくすることができるのです。あとは、代替テキストがあることによって、視覚に障害がある方に対して「何の画像なのか?」を音声で読み上げることも可能となります。
「見出し」を正しく使う
これは WordPress だけでなく、すべてのブログサービス全般で言えることですが、見出しはテキストを大きくするための装飾ではありません。
文字の塊を「文章」といいます。文章が長くなればなるほど、古文書みたいになっていくので、読みやすくするために「段落」を使います。
そして、更に文章が長くなってくると、より内容をわかりやすく細分化するために「章」にわけることが必要になります。その際に使うのが「見出し」です。
ブログ記事というひとつの長い文章を、読者が内容を理解しやすく読みやすくするために、内容ごとのパーティションわけとして「見出し」を使うのです。
逆に言えば、見出しを使う必要が無いのに無理に使うことことはないということです。
タイトルが記事のタイトルであるように、見出しは「章」のタイトルですから、手を抜かず、その章で何か書かれているのかをしっかり表現するようにしましょう。
サイト(ブログ)のサイトマップ登録
運営サイト(ブログ)へ検索エンジンのクローラーがしっかりと巡回してくれるように、Search Console へサイトマップ登録を行います。
これは、絶対にやっておいたほうが良いです。
1回サイトマップ登録をしておけばあとは放置プレイで大丈夫なので、記事が多くなってしまう前にしっかり Search Console へサイトマップ登録をしておきましょう。
WordPress の場合は、サイトマップ登録が簡単にできるプラグインがあるので、そちらを使うと良いでしょう。
まとめ
今回は「ブログを運営するなら最低限やっておいたほうが良い SEO 対策」を 5 点紹介いたしました。どれも基本中の基本。絶対にかかせない重要な SEO 対策です。
本気ブログの運営は、記事を書いて投稿する以外にも、こういった裏の施策も行っていかねばなりません。これを面倒だと思うなら本気ブロガーは向いていないので辞めたほうが良いと思います。
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